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 星乃すばるが、見えない世界(実は視えたりもする)について語るページです。
 なにを語れるかは闇鍋の未知数。更新頻度も未知数です。

 ソラリス:旧サイト名称「そらとぶくりねずみ」および「そらりす工房」の愛称。
 それとはもともとは関係なく、SF映画「惑星ソラリス」の幻想惑星世界観とかけての名称です。

太陽のロゴ04「エデンの管理人ルシフェルの記憶〜II〜」2024年6月15日(土) upしました

 エデンの園という世界。地球の天界のどこかに、あるみたいです。
 実は密かに、月世界なのかとも思っていますが。

 ずっとその実在がスピリチュアル探求の中で信じられず、傷ついた地球人の魂が癒される天使たちの天界、のように言われるアルクトゥルス世界がエデンなのかな、と疑問に思っていた時期もありましたが、個人的結論としては、エデンは地球のひとつの世界。

 イエス様がアルクトゥルスから来た6次元由来の人だった、という説も『アルクトゥルス人から地球人へ』という本などによって有名ですが、私は、シュタイナーが書いている「二人のイエス」という語句を夢うつつで個人的に受け取ったこともあり、6次元のアルクトゥルスからやってきた宇宙霊がイエスで〜という単純な話ではないと思っています。

(シュタイナーはおそらく旧約聖書時代から綿密に、ダビデ家とソロモン家でイエスの生誕劇や人生のための転生が準備されてきた、と言っているんじゃないかな、と)

(ヨセフの系譜にあるダビデ王の子ソロモンはしずめの子で、正統な正妃の子は別にいたはずなんです。またイエスの時代には魔術師たちも活動していたようで「レビを弟子にする」のレビが誰かもよくわかっていないともいう。このへんの知識は滝沢克己およびお会いしたルーテル派牧師先生らから)

 閑話休題。

 私、昔、エデンにいたんですね。

 いつもは一人称にも迷い「すばる」と名乗っていますが、自分がルシフェルなる存在だと思いおこして一致するとき、はじめてためらいなく「私」と言える私がいます。それはさておき。

 エデンには小川があり、小川のこちら側は神様と私の領域でした。あ、いえ、エデンのすべては神様の領域ではありますが、小川のこちら側には私がいつも寝そべっている木や草原があり、神のお休みになる場所もあるのかお役所みたいな神殿もあるのか記憶は定かでありませんが──とにかくほかのガブリエルとかは、小川のあちら側にいて、小川のこっちで毎昼私が寝てるのはなんでだろう、って見ていたりするわけです。

 私は、神様に造られた人形でした。
 実は、神様が造った人形に着地した魂意識であって、「全知全能の神様」も「私」も「他の天使」も魂として天使人形に入る前から魂の旅の系譜はあります。そのときに全宇宙が真っ白になって滅んだりも何回かしてます。割と今いる魂意識さんたち皆、その真っ白になる前からいたりするんじゃないですか。

 まぁとにかく、私やミカエルの魂は、エデン世界で主人公・神が造った人形に宿ってあげた、古い付き合いの魂という説明になります。

 で、宿ったときの記憶があります。
 神様に髪をかきあげられ「目を開けてごらん──」と言われるものの目の開け方がわからない。そこから目を開ける方法を教えられ、ゲーム・スタート……。

 その記憶をくりかえし、今世でトランス状態のときに追体験させられ、エデンのルシフェルの記憶が、手持ちの記憶のフォルダに溢れるようになりました。普段は、自分がルシフェルであるとか、考えないようにしていますよ。いますとも。考えると、自分はおかしな人なんだなぁ、と突きつけられる感じがいまだにします。

 でも今までに書いたことや今から書こうとしていることを、記して公開しようと思うのは、自分もいつまでこの地上世界に(発信方法を携えて)居るかわからない、と思うようになったからでもあります。まぁそれは置いておいて。

 幼い人形のルシフェル。
 本当に幼かったと思います。幼く造られて、人形ですが、成長していったんですね。

 ミカエルと2人揃って、男性性女性性の魂次元のカップリングが対になるように造られ、2人で神様の上と下にたゆたっていた──という(エデンというよりは少し日本神話的な)印象を思うこともあります。

 で、長じて、ミカエルとのあの有名な天界での大戦もあるんですが──その前のことをかいつまんで。

 神様は天使たちのあとに、人間のアダムとイヴを造ったようです。ちなみに「神の子(イエス)」は少なくともルシフェル人形にルシフェル魂が入る以前からのお友達で、「神の子」が体を持ってエデンを闊歩していた記憶や印象はまったくありませんが、ずっと旧くからの幼稚園の同級生みたいな印象があり……すみませんルシフェルの戯言だと思って適宜聞き流してくださいね……。

 で、アダムのことはまったくよく知りません。が、イヴ。

 あまりに美しく可愛らしい造形の彼女が神様のお気に入りとなり、ルシフェルが嫉妬した、というのは、なんとなく私が記憶みたいな印象の大河をただよっていても、本当のことのようです。

 ルシフェル、いえ、ルシファーと言っても構わないでしょう、大人になったもはや無垢でもないルシファーは個人的な嫉妬からイヴを誘惑します。まぐわうことを教えたんです。まったく彼女を愛さずに、憎しみを心に抱きながら、彼女とまぐわったのでしょう。

 ですがそれと前後して、とんでもない事態が発覚します。

 イヴは、楽園にあった果樹の一番幼い未熟な実を、食べてしまっていたのです。ルシフェルは、イヴを誘惑したのちに──だいぶんのちに、エデンの管理人としてそのことを知りました。

 そして今になって、今世になって教えられたことですが、その「禁断の果樹」というのは、銀河の星々が実っていた木であり、一番幼く未熟に見える黄色い実は、すべての琴座星系の魂の出身星、今は亡き星、リイラであったというのです。

 イヴは、美しさに惹かれ、人畜無害な草食獣が首を伸ばして未熟の果樹を食べるように無垢に、リイラを噛み砕いてしまったのか──?

 すべて、私個人の幻想です。
 そして私は現実世界において、四柱推命の占い師さんにも仰天されるほどの天性のファンタジー作家であるといいます。これもすべて「ソラリス幻想」に過ぎませんが……。

 話はその後におよび。
 当時エデンにいたルシフェルは、イヴが食べた禁断の果実が銀河の星だなんて知りませんが、天使皆で、地上が泥沼の争いの地獄であることも鑑みて、天界にて代理戦争をする、という協議をしたかと思います。

 ミカエルとは綿密な打ち合わせの上で、最後の一騎打ちの、最後の最後の一撃は、「刺さないでお互いに剣を交えて、そこで戦闘をやめる」はずでした。

 そう、もしかしたらルシフェルは……ミカエルの中の決意や殺意を試すため……本当に最後の一撃を兄ルシフェルの体に刺せるのかどうか、「そこで戦闘をやめる」という肝心の部分を、作戦として伝えなかったのかもしれません。

 そして──天界での大戦争の最後に。

 私が、ルシフェルが下になってミカエルに向き合わされ、その下は遥かな下界の寒々しい空が広がるばかり、という場面で、ミカエルは、本当にその剣でルシフェルの左脇腹を刺したのです。ぐさりと貫通するほど。

 ──本当に刺しやがった……!!!

 その驚きは、いくら目を見開いても見開ききれないほどの、純粋な驚きでした。

 直後、下界へと空を落ちていく。
 爽快な驚きには、ミカエルという半身への敬意が多分に入り込んでいて。あいつ、あいつ、本当に刺しやがった……!

 そしてまた……一つの私の「幼い堕天していないルシフェル」の記憶は、ミカエルみかげに脇腹を刺された時点でぱ──んっと白く弾けてしまうのですが、「大人の無垢でないルシファー」の方の記憶ではどうやらその堕天時に、エデンの淵にいた罪人イヴの手を引っ掴んで、2人で一緒に落ちていっているんです。

 イヴ、こっちだ──! と……。それはこうして書いてみると、一つの愛の物語に見えるかもしれませんね。

  エデンの管理人の記憶は、とりあえずここまでにしておきます。

2024年4月5日 記録

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