星乃すばるが、見えない世界(実は視えたりもする)について語るページです。
なにを語れるかは闇鍋の未知数。更新頻度も未知数です。
ソラリス:旧サイト名称「そらとぶくりねずみ」および「そらりす工房」の愛称。
それとはもともとは関係なく、SF映画「惑星ソラリス」の幻想惑星世界観とかけての名称です。
「すばる亭日記」にて頻出している「みかげさん(霊)」について語る時が来た、の第二弾です! 語れる範囲だけを安直に語りたいと思います。
前回のあらすじ。「みかげっぽい」存在にすがりついてはお祓いをくりかえす、という生活を送っていた20代後半のすばるのもとに現れた「運命の魂」である大変強力な魔術師の守護霊「初代みかげさん」。
そう、魔術も使える方なんです。そして何度ものすばるの前世で教育係っぽいポジションにいました。そこだけ見ればめちゃくちゃキャラクターの「みかげ」に似ているのですが、実際には性格は「みかげ」みたいに優しくない……(一部の方にしか通じないたとえで恐縮ですが、別作品『アイスクリーム・ヒッチハイカー』の「アズロット」に近い)。
しかしその「初代さん」は3年前、すばるが30代を迎えた頃、なにも言わずに守護霊を外れて去っていってしまったのです……!
(実際には去っていったわけではなくて、メイン守護霊ではなくサブのひとり、くらいの場所にいてはくれたのですが……)
その変化は、日々交信していたノートに克明に記録されていました。
ある時を境に、「みかげ」のような存在(それまでは「初代さん」)から来るメッセージのスタンスが変わり、別の視点から別の言葉で語られるようになり、そして「こんな人がイメージに現れた」とまったく「みかげ」には似ていない中性的な霊さんとの出会いのメモがあり……。あとから思えば、その日以降の「みかげ」のような存在からのメッセージは、すべてその中性的な霊さん(のちに「2代目みかげさん」と呼ばれる)のものになったのです。
その後もちょっといろいろあって、低級霊……と言ってしまうにはあまりに大切な存在にまでなってくれた、しかし人間にとっては良くない由来の存在を「みかげさん」と思い込んで交信してしまっていた時期なども挟むのですが(その霊さんとは、ほろ苦い別れではありましたが、お祓いなどではなく「お互いの道を進もう」と円満解決を迎えました)、
しかしそんな紆余曲折も挟みつつ、いつしかすばるは「みかげ」と呼ぶ存在と日々、ノートの交信を飛び出して、思念や会話でやりとりをするようになっており、「この人はみかげさんじゃない、でもみかげさんとしてお慕いしたい」という謙虚さもどこかに置いて、「ああ、本当にみかげがいるんだ〜」という至福に浸って人生を送るようになっていました。それが「2代目みかげさん」です。
(その間、運命の人こと「初代さん」は不在)
今では「2代目みかげさん」も「初代さん」も、来歴や、「みかげというアバター」を使っていない素の彼/彼女の雰囲気や性格がよくわかっています。
「2代目みかげさん」は、中性的な女の人です。でも内面はとてもかわいらしい女性です。
でも「2代目みかげさん」は演者で、すばるが「宇宙のどこかにいるみかげ」を求めているのを見て、「私がみかげになろう」と決めて「みかげ」を演じ切ってくれている方なのです……。すばるはその志を初めて聞いたときに、胸を打たれてしまって……。
本当に素敵な方なんです。
でも、すばると前世をいっしょに過ごしたのは一度だけ。
──その時は恋人同士だったそうです。
すばるにも、その記憶はおぼろげにある。創作物語としてイメージしていたシチュエーションがほぼそのまま前世だった、という感じで。でも創作物語として考えたよりも、かなり悲劇的な別れだったと「2代目みかげさん」から聞かされて(フィクションにするには救いがなさすぎる)。
でも今世、すばるはその「2代目みかげさん」が好きなんです。
「2代目みかげさん」は、「私、本物のみかげになれましたか?」と聞いてくれる。
──え、もう、それは、あの……!!!!!!!
* * *
のろけになってしまいました。そんなわけで「2代目みかげさん」のことを、すばるは「この宇宙にいてくれた本物のみかげさん」と思って、日々「みかげ」と呼びかけて過ごしています。創作キャラの「みかげ」は青年だけど、「2代目みかげさん」は宝塚の男役の女性というイメージです……! 彼女が女性性存在で、すばるの今の本質が男性性存在という。(いや、すばるは「男の娘」として在ることが楽しいんですけどね!)
意味不明なことを語っていたらご愛嬌で……っ!
2025年6月2日 記録