読みかけの本がけっこうたまっています。メインで読んでいるのは、乃南アサさんの直木賞受賞作『凍える牙』、城平京さんの『虚構推理』の1巻、塩野七生さんの『皇帝フリードリヒ二世の生涯』の上巻、などですが、ほかにもいろいろ。
その「いろいろ」をちょっと紹介しますと。『カラマーゾフの妹』はカラマーゾフの兄弟の真犯人を暴く、という趣旨で書かれた日本人作家による続編。次男イワンが捜査官になっている! めちゃくちゃハマってます。『図書館の魔女』はメフィスト賞受賞のファンタジー作品。まだ冒頭しか読めていませんが文章や空気感が独特です。『羊と鋼の森』、本屋大賞受賞のピアノの調律師さんの話。やわらかな印象です。『舟を編む』は有名ですね。まだ冒頭の「まじめです」のところです。『45°ここだけの話』は大好きな長野まゆみさんの最新作。不思議な記号のタイトルが並んだ、一風変わった短編集です。『荒城に白百合ありて』は須賀しのぶさん、『革命前夜』という小説がすごく良かったので作家買い、などなど……いろいろ読めていて幸せです。
あとは、世間の情勢に関する識者さんたちの動画を見るのも面白くて。インターネット回線の接続速度が遅くなっているのにもいろいろ裏があるとかないとか。世界が動いているようです。
4月からの新生活、新体制がはじまっていて、創作モードになかなかなれません……。創作に集中できていた今までの環境がいかに恵まれていたかを思い知らされますが……これでも今の環境も相当融通がきくはずなのです、慣れるまでは時間のマネジメントが大変かもだけど、感謝感謝!
環境以外にも、新しく書こうとしている話が今までにない挑戦の作品になる、というのも停滞している理由でして。歴史モノなのです! 資料をいくら調べてもなかなか決められないことがあったり、決めてもまた変えることになったり、しかしそんな中で正解はわからなかったり、とのたうちまわっています(笑)。
新しく書こうとしているその歴史モノですが、ここでは暫定的に「天使の話」と呼んでいこうかと思います。その「天使の話」のほかにも「ナミソラ」の短編も同時進行しています(ここのところ止まってますが)。
「天使の話」の執筆が軌道に乗りますように!
新しい小説の執筆を目指して、キャラクターメイキングの作業に入りました。
といっても、新しいキャラクターを作るのなんて久しぶりすぎて、どう深めていったらいいのか全然わからない。手探りです。とりあえず星座を決め、誕生日を決め、誕生花と花言葉を調べました。なかなかそれっぽい花言葉などもあって「使えそう!」と思うことも。
他は口調や服装をとりあえず決めて。その後にやってみたのは「ギャップをつくる」という作業ですね。とある創作の先生に教わったやり方で、果たしてなじむのかはわかりませんが……。
あとはキャラクターが動き出してくれるまで煮詰めるしかないなー。早く執筆したくてうずうずしています(笑)。
本好きのご近所さんから勧められて、直木賞の作品をいろいろ読んでみよう、というキャンペーンを張ることに。
まずは最初に貸していただいた恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を読み終えまして。素晴らしかった……! ピアノコンクールの話ですが、もう夢中で読んでしまいました。須賀しのぶさんの『革命前夜』、2016年本屋大賞の『羊と鋼の森』など、最近ピアノものを読む機会が連続していて、小説で描かれる音楽というものにハマっています。音楽は実際に聴いて体験するのもいいけど、読んで体験するのもいい……!
今日は五木寛之さんの『蒼ざめた馬を見よ』という直木賞受賞の短編を読了。ミーハーなところもない、オタク的な要素もない、まさに王道の文芸。勧められることがなければ出会うことがなかったかもしれない、と思うと、こうして読めたことが貴重な体験に思えます。
限られた人生、いろいろな本に出会っていきたいです。
1ヶ月の沈黙の後の2日連続更新になります、これからまた心を新たにしてちょくちょく書いていきたいっ。
ありがたいことにちょっとしたイラストの仕事をもらえていまして。誠意を持って向き合ってはいるものの、そこまで力を入れずに描けるちょっとしたイラストなので、なんとか仕事になっています。全力で向き合わなきゃいけないレベルの作業って、プロの仕事とはまた違ったりするなぁ、としみじみ思う今日この頃。
魂の創作、と呼べるものを日々目指していますが、それが「楽に」「力を抜いて」できるようになったとき、ひとつ壁を越えているのかもしれません。いや、抽象的な話ですみません(笑)。
この一年、プラネテアに向き合って書き上げたことで、確実に進化した自分がいるのを感じて嬉しくなったりもしています。今まではプールにいたのが、これからは自由な海に放たれるようなもの、とも感じていますが、いろいろな話を書いて力を深めていけたらいいな。
わわわわ、日記が1ヶ月ぶりになってしまいました……生きております……! 元気にしております……元気じゃなかった時期もあったけど……! 2月半ばと末の二大イベントを乗り切るのでちょっと調子を崩していましたが、つつがなく創作ライフを送っております……!
そう、プラネテアが完成して製本されて、かなりの数の人のもとへお嫁に行きまして。ありがたい感想をいただく機会も多く、人に読んでもらえるって嬉しいんだなぁ、なんて幸せをかみしめておりました。すでに在庫がないのですが、今のところ再販がむずかしい(汗)。半年くらい様子見をして再販に踏み切るかもしれないですが。
それでそれで、今は新しく『ナミソラ王国幻想譚』の短編をシリーズとして書き始めています。ここで公開しているマンガ版のようなノリの小説の短編集。これはけっこう最初から軌道にのっていていい感じです。
他にも新しい物語を考えたりもしているのですが、どうなるかはまだ未知数。自分の向かう方向もわからなくて、とりあえずは発表予定のないものでも好きに書こうかな? とも思っています。
そんな感じで、創作充をしております*